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ハルの記録

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北風と太陽

新しい先生の診察を受けるのは8年ぶりということと、
前の先生にかなりキツい言葉をかけられたということから、
この8年で先生が悪い方に変わっていたらどうしようとしばらくは心配してた。
転院して半年近く経って、その心配は杞憂に終わった。
先生は以前と変わらず優しくて、本当に嬉しかった。

先生の診察を受けていた8年前、私はかなり病状がひどくて、閉鎖病棟への入院も何回か経験した。
病状がひどすぎたせいかその頃の記憶は少ししかない。
先生とどんなやり取りをしたのかも朧げ。
厄介な患者だったことは確かだろう。
もう一つ確かなことは、当時の記憶は少ないけれど、先生について嫌な思い出が全くないこと。

閉鎖病棟に入院していた時、主治医が同じ患者さんに時々、「ハルちゃんは先生に気に入られてるよね」と言われてた。
その子によると、時々厳しいことを先生に言われるらしかった。
私にはそんな経験はなかった。

前にも書いたように、私は自分の本当の気持ちや感情が今まで掴めなかったし、
今でも掴みにくくて悩んでいる。
気持ちや感情を受け止めるのが怖かった。
自分に対して自分自身が心を開いてなかったとも言えると思う。

そのことに微塵も気がついてない8年前の私が、先生が私に特別優しくしたところで、自分の心を先生に開くとは思えない。
核心をついた質問をしても、上手くはぐらかすか、自分の本当の気持ちがわからなくて適当なことを返したりしてたと思う。
恐らく先生は当時からある程度それを見抜いてた。
病状がひどいから、少しキツい言葉でも曲解してパニックになり兼ねないということや、
男性の大声が苦手なこと、自分に極端に自信がないことも、理由としてはあったと思うけど。

当時20代前半だった私も、今は30半ば。
先生の目に私はどう映っているのかわからない。
私が30半ばになっても、あの時と変わらない優しい先生。
私はどこまで心を開けばいいだろう?
今まで散々お世話になっておいて私はそんなことを考えてしまう。
心を閉ざしたままでも優しくしてくれている時点で十分過ぎるほど甘えてるのにね。

今、生活日記というものを書いている。
起床時間と就寝時間をはじめ、一日何をしたか、一時間ごとに区切られてるマス目に沿って書いていく。
これを先生に手渡された時にこう言われた。
「ハルちゃんの好きなことをやっていいんだよ」
「調子が悪い時は無理して書かなくていいからね」
優しい言葉をかけてくれてありがたいなと思うと同時に、
私が自分の気持ちを上手く汲み取れないことや、未だに先生に心を開けずにいることを見透かされたような気がして苦しかった。



つづきは、簡単な近況報告と、
何も持てない泣き虫のまま」「2017/04/05」という記事に頂いた拍手のお返事です。
「スキマ」という記事に頂いたコメントのお返事したので確認お願いしますm(_ _)m
以前の記事にひどくお腹を壊した話を書きましたが、おかげさまで良くなりました!
件の下痢が治まってからしばらくして、油っぽいお菓子がどうも受け付けなくなり、
仕方なく食べずに過ごしていると、あら不思議!全く下さなくなりました。
特にチョコレート、クッキー、揚げてあるスナック菓子・せんべいの類は食べてません。
でも何故かアイスは平気なので、アイスは普通に食べています(笑)
アイスは冷凍だから油が酸化しにくいのかも?実際賞味期限ないし。
あと、自分で作ったお菓子なら、バクバク食べても平気なのです。
だから酸化した油がお腹に良くないんだなあと改めて思いました。
毎日普通に食べれて毎日お通じもあって、本当に幸せです。

先生になるべく昼間ごろごろしないように(目が覚めててもだめ)と言われて、頑張って起きてます。
起きてるだけで精一杯で余裕がない日々です苦笑
でもようやくブログ書けたから少しは余裕が出てきたのかな。
久しぶりに現像もしたので、EyeEmにもぼちぼちと写真あげていくつもりです。

>ななちゃん
いつもコメントありがとう。
新しい病院まで一時間以上かかる道のりを一人で何回も往復してることが、未だに信じられない私です(笑)
だって、布団から動けない時もあるからさ、本当に同一人物がやったのか?って思うよ。
今の先生は優しいだけじゃなくて、積極的に提案や助言をしてくれるから、すごく楽だよ。
でも優しいだけじゃないからこそ、いろいろな葛藤をしてしまう・・・。

お腹はおかげさまで見違えるように良くなりました。
それでも何か怪しい時は胃腸薬を飲んでるよ。
ななちゃんは少し前かなり落ち込んでいたようだけど、ご飯食べれてるかな?
また色々と話しようね。

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