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ハルの記録

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2018/03/27

「趣味を楽しんだり、働いたりして他の人と関わりを持てたらいいんだけどね…。」と先日の診察で主治医に言われた。
その後、ほんの一瞬だけ沈黙が訪れた。
決まりきったことをわざわざ声に出す必要があるか?と、私だけでなく、主治医も戸惑った結果、お互い沈黙したのだと思う。
「体がもっと動けばいいのにね」

生理が来るたび、気圧の差や気温差があるたびに、私の体は不自由になる。
布団に縛りつけられて、音楽を聞くのも憂鬱が許してくれない。
でも、自由になる為にはもっと運動しなければならないそうだ。
どういうことなんだろうか。

先日読んだ本の中に興味深い記述があったので、その記述の主旨を以下に記す。
精神的に参ると体のどこかに異常をきたす。
人それぞれ、どこがどのように異常をきたすのかは違ってくる。
例えば、精神的に参ると胸が苦しくなるとする。
そうすると、その逆もあり得るという。
精神的に参ってないのに、胸が苦しくなると、結果的に精神的に参ったり、「精神的に参る感覚」を思い出したりするらしい。
他にも色々な研究について書かれていたが、理論で頭を納得させるだけ(トップダウン)でなく、体に働きかける(ボトムアップ)ことも必要だ。
とのこと。

言われてみればそうだ。
言葉で頭と体を納得させられるなら、PTSDはおろか、精神病も、その他の体の病気だってこの世に存在しなくなってしまう。
なのに、色んな情報を「頭だけ」に入れて頭と体の両方を良くすることばかり考えている人が、私を含めてまだまだ多いように思う。

とはいえ、頭を納得させることもあまり馬鹿には出来ない。
何度もこのブログに書いた通り、辛い気持ちを無視し続けた結果、
すべきことが出来なくなるだけでなく、やりたいことすら私はわからなくなった。
外的要因がゼロではないにしろ、私が私を洗脳したからこうなったと思っている。

その本には、「主導権」という言葉が何度も登場する。
私は、自分の主導権の重きを頭で考えることに置いた。
それが行き過ぎてしまい、体が耐えられなくなり、主導権を頭から奪わざるを得なかった。
結果、頭と体のバランスを欠き、病に発展した。
そんな風に捉えることも出来る。

さて、この先どうしようか。
頭で色んなことを考えても答えが出ないことは、明白だ。
でも、私の体の中に確実に答えがある。
確実に。



以下の写真と本文との関連性は全くありません。
なんとなく載せたくなっただけ(笑)
写真をクリックすると拡大します。


一昨年の年末。燃えるような黄色
フィルムトイカメラ(LASTCAMERA)で撮影したので、左端の焼けた感じと色むらは加工してません。



昨年の桜。これもLASTCAMERAで。



中田島砂丘にて。KLASSE Sで撮影。



昨年末の空。KLASSE Sで。

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